【愛知県岡崎市】雨の岡ビル百貨店

地方都市を訪れると駅前や中心市街地の衰退を感じることが多々あります。名古屋から名鉄に揺られること30分あまり。東岡崎駅前の岡ビル百貨店も昭和30年代をそのまま真空パックし、ゆっくりと自然解凍している雰囲気です。
東岡崎駅の目の前。行きも帰りもというフレーズが◎。
年季の入った扉です。国鉄時代からある駅ビルでよく見かけます。
ワクワクします。
二階は主に文具書籍が売られています。大阪出身なので子供の頃によく行った天王寺ステーションデパート(昭和37年開業)と雰囲気が被って見えます。※2017年5月に閉店
続いて三階へ
どこかで見たことのあるような、ないような。
何故か案内板が床に
特急も停まる東岡崎駅の駅ビルなのにテナントが抜けガラーンとしています。この緩急がたまりませんが、役目を終えるカウントダウンが始まっているとも言えます。複雑です。
唯一営業中の「キッチンこも」さん。や
ステキなコピーでお見送り。
外観の高度成長期真っ只中な昭和レトロ感がカッコイイです。
こちらのアングルは2017.5発刊のローカルメディアQに取り上げて頂きました。
【訪れた場所】
愛知県岡崎市
【アクセス】
名鉄  東岡崎駅
2017.3訪問(2018.3再訪)

オノエマチカドー

旅や出張は訪れる地のトレンドを知る絶好の機会です。一方で、かつて栄えた中心市街地や商店街、旧街道などを訪ねると、どこか懐かしい時空を超えた不思議な出会いがあります。オノエマチカドーは「新しいを追う」のではなく、街角で見つけた「昭和」や「平成前半」など古き匂いがするモノ・空間を真空パックしお届けするブログです。