【栃木県栃木市】蔵の街にある昭和の匂い

「栃木県の県庁所在地は?」
答えはもちろん宇都宮なのですが、栃木市は明治時代前半まで県庁所在地が置かれ、近年は蔵の街として観光にも力を入れています。
「かつてそうだった系」な街には「昭和の匂い」にとどまらないどこか懐かしい出会いがあると信じ散策してみました。
新宿から小山まで快適アクセス。小山で両毛線に乗り換え栃木駅で降ります。
川本ポン♩♩
可愛らしく聞こえます
テレビは日立!
駅からほどなくするとミツワ通り共栄会という商店街?商店会?があります。
ベーター(SONY)対VHS(ビクター)の戦いは終戦していませんでした。
各社テレビの技術向上に凌ぎを削っていた名残。ビクターは「純白カラー」ブランドだったんですね。カラーを色使いで表現するところがツボります。
しばらくすると銀座通り商店会に入ります。古びた横長建物と歩道にせり出す屋根がたまりません。
ペリカン?のコラボ
銀座通り商店会を後にし、しばし散策。東芝の筆記体ロゴはいつ見ても素敵です。出光も相変わらずの達筆ぶりです。
1971年頃から1986年頃までDRINKの頭のみ大文字になったそうです。現在はEnjoyですね。
自転車屋さんも昭和の匂いを感じるスポットのひとつです。かつては無数のブランドが存在しセキネサイクルもそのひとつ。晩年は三和自転車という会社に吸収され2008年頃破産し現存しません。
愛知県に本社があるツノダ。現在は不動産業がメイン。なかなかのインパクトある看板です。古い町や看板からかつての自転車ブランドの数々を知れることも楽しかったりします。
すっかりPanasonicになりましたが、私の中ではいつまでも松下電器産業(ナショナル)です。ビビビビビー
昭和30年代の旧式の道路標識も健在。
LINEで集荷できる現在。とても新鮮です。
エブリデーロープライス
その他、栃木で出会ったモノ・空間。
【訪れた場所】
栃木県栃木市
【アクセス】
東武、JR  栃木駅
2017.3訪問 ※1年前です

オノエマチカドー

旅や出張は訪れる地のトレンドを知る絶好の機会です。一方で、かつて栄えた中心市街地や商店街、旧街道などを訪ねると、どこか懐かしい時空を超えた不思議な出会いがあります。オノエマチカドーは「新しいを追う」のではなく、街角で見つけた「昭和」や「平成前半」など古き匂いがするモノ・空間を真空パックしお届けするブログです。