【茨城県常陸太田市】水郡線その2 常陸太田駅界隈

水戸から水郡線に乗ると途中の上菅谷駅から郡山と常陸太田方面に分かれます。枝線はそこに伸ばす理由があったがその先に続く街がないため、街の新陳代謝が遅くある時代で真空パックされている率が高いと考え寄り道してみました。駅舎はとても綺麗です。
常陸太田駅から旧市街がある鯨ヶ丘方面を目指します。横から見ると鯨のような形をしているから鯨ヶ丘と呼ばれるようで、高台の上に市街地が形成されています。地図からも坂が多いのがわかります。
坂が多い街は好きです。見晴らしも良いです。
市街地はこんな感じ。
風情あるレトロな建物が非常に多いです。。常陸太田市郷土資料館・梅津会館(旧常陸太田市役所)
薬屋
時間切れで寄れなかったうどん屋
色んな町で必ずチェックするのが自転車屋。かつて日本には多くの国内自転車ブランドが存在し、掲げられている看板をチェックするとタイムスリップができます。
ちなみにツノダは現在は不動産業とOEMでの自転車製造がメインで自社ブランドは展開していません。昭和50年代にハイテク自転車で人気を博したようです。ホンダエースの看板も良い味を出しています。
靴屋もチェックポイントです。
アキレスシューズの古い看板です。アキレスは1982年まで興国化学という社名だったそうです。
カシオ計算機の古いロゴです。G- SHO CKを見慣れているせいか違和感。こんなロゴだったんですね。
交通事故の件数は年々減っています。ピークは1970年で、交通事故から子供を守ろうといった社会要請的なモノが古い町には必ずと言って良いほど存在します。例えばこんな横断旗置き。何かの菩薩かと思える怖さです。
その他、常陸太田で出会ったモノ。
POKKA維力(1987年)知ってます?

【訪れた場所】
茨城県常陸太田市
【アクセス】
JR水郡線 常陸太田駅
2018.5訪問 

オノエマチカドー

旅や出張は訪れる地のトレンドを知る絶好の機会です。一方で、かつて栄えた中心市街地や商店街、旧街道などを訪ねると、どこか懐かしい時空を超えた不思議な出会いがあります。オノエマチカドーは「新しいを追う」のではなく、街角で見つけた「昭和」や「平成前半」など古き匂いがするモノ・空間を真空パックしお届けするブログです。