【茨城県久慈郡大子町】水郡線その1 常陸大子駅界隈

水戸から郡山(常陸太田)を結ぶ水郡線(すいぐうせん)に揺られ、降りた駅で昭和の匂いを探す旅。1回目は常陸大子(ひたちだいご)編です。

6:22発の常陸大子行始発に乗ります。水郡線は途中の上菅谷駅で郡山方面と常陸太田方面に分岐します。1日に9本ほどしか本数がなく、優等列車もないため郡山までの約130キロを頑張って乗る人は限りなく少ないです。のんびり行きましょう。

水戸から1時間23分で常陸大子駅に到着。国鉄時代の古いタイプの駅名板が迎えてくれます。リコーの広告付きは天竜浜名湖鉄道(旧国鉄二俣線)の遠州森駅でも見かけました。(下)


駅舎は比較的新しいです。

駅前には商店街があります。日曜日の早朝(7時45分)なのでほとんど人の気配はありませんが、行き交う人ほぼ全てから「おはようございます」の挨拶を頂きました。不審者は声掛けで無くしましょう!

シルバーに明かりをつけるとさぞかしカッコいいパチンコ店跡。

昭和初期に建てられた近代建築。国の登録有形文化財です。一見して病院とわかるところがあります。

なるべく現地の案内板(特に古いもの)をチェックします。古い案内板の上にこれまた相応に時間が経過した広告が貼られているため解読不能なところが多々ありますが、今より商店の数が多かったことが読み解けます。

トビ印の関東ソース。現存しないと思われます。
超高級紳士服  エサキ  キャップヤーンテックス   
田舎の新聞販売店は取扱紙の種類が豊富。新旧のロゴが混在。
かわいらしい自販機
タスポ未装備
その他、常陸大子で出会ったモノ・空間。
【訪れた場所】
茨城県久慈郡大子町
【アクセス】
JR水郡線 常陸大子駅
2018.5訪問 

オノエマチカドー

旅や出張は訪れる地のトレンドを知る絶好の機会です。一方で、かつて栄えた中心市街地や商店街、旧街道などを訪ねると、どこか懐かしい時空を超えた不思議な出会いがあります。オノエマチカドーは「新しいを追う」のではなく、街角で見つけた「昭和」や「平成前半」など古き匂いがするモノ・空間を真空パックしお届けするブログです。