【大阪市西成区③】南海汐見橋線で行く商店街巡り ③ 津守編

西天下茶屋駅を後にし次の津守駅で下車します。
木のベンチに分別してまっか?なゴミ箱。
大阪市内とはとても思えないすっきりとした時刻表。最終電車の早さが魅力的です。
駅を降りるとすぐ豊後高田の昭和の町で見たようなゲートが迎えてくれます。街路灯も昭和テイスト満点です。
そこそこ交通量のある道路を渡ると私好みの薄暗いアーケード街が待っています。早速潜伏開始です。
真っ先に目に飛び込んで来たのがレッドダイヤモンドロゴの三菱のお店。三菱電機は昭和60年から国内向けのロゴを青字のMITSUBISHIに変更しているため年季が入っていると思われます。電池の自販機は青いので比較的新しいものに刷新されているようです。
シャッターに個性的な絵がなく、落書きが残念です。
しばらく歩くと鶴見橋商店街に変わります。
ツルピースタンプ♡  
昼なのに薄暗い空間は時代がとまっている感2割増し。
灯したい…
廃業率が高い街の書店。黄色い小学館の学習雑誌の看板を見ると「ピッカピカの一年生♩」のCMを思い出します。
関西圏に多いボランタリーチェーン。昭和の定食屋の雰囲気がたまりません。店ごとにメニューが異なるので発見があるのも楽しいです。カレーうどんが好きです。
鶏肉をかしわと呼ぶのは西日本の証。
8トラックカートリッジテープ。昭和40年代でしょうか。私はカセットテープ(コンパクトカセット)世代なので懐かしいというより新鮮です。
風格があるオギノ産婦人科(跡)
店主のあだ名でしょうか。
鶴見橋商店街を抜け萩ノ茶屋駅方面に来ました。関西圏に多い準大手スーパーのイズミヤ創業の地「花園店」が建て替えでなくなります。かつて主要駅の駅前に必ずとあったレトロなスーパーの雰囲気が好きでした。

その他、津守・鶴見橋で出会ったモノ・空間。
【訪れた場所】
大阪市西成区
【アクセス】
南海電鉄 津守駅
2017.12訪問




オノエマチカドー

旅や出張は訪れる地のトレンドを知る絶好の機会です。一方で、かつて栄えた中心市街地や商店街、旧街道などを訪ねると、どこか懐かしい時空を超えた不思議な出会いがあります。オノエマチカドーは「新しいを追う」のではなく、街角で見つけた「昭和」や「平成前半」など古き匂いがするモノ・空間を真空パックしお届けするブログです。