【大阪市西成区②】南海汐見橋線で行く商店街巡り ② 西天下茶屋編

南海汐見橋線の岸里玉出から一駅乗ると、西天下茶屋駅に到着します。この駅から東に10分ほど歩くと利便性の高い天下茶屋駅があるため、乗降客数は300人/日にも満たず、この15年で60%以上も減少しています。本数も1時間に1〜2本。存続危ぶまれるローカル線の様相を呈しています。
レトロな駅舎です。
ネコもいます。駅長などの役職はありません。
駅を降りるとすぐ銀座商店街があり、複数の商店街が連なっています。
昭和の匂いがする陳列什器。
このお店は創業八十3年(原文ママ)
コーヒー160円
カレー、肉うどんが250円
いい物を安く!
いや、安すぎます…

スーパーが衣料品を扱ったり、ユニクロやしまむらが台頭する前の匂いがします。
貸衣装取扱所。難しい漢字で書かれていると無意識に立ち止まってしまいます。
ビッグ岸の里(スーパー)あたり。
ターゲットが明確。どれが好き?
ビッグ岸の里の近くに時代を感じる電気屋さんを見つけました。サンヨーの電化製品はもう買えません。NECのオーディオビジュアルも今の時代にはピンと来ません。店の前に佇むニッパー君も雰囲気を高めます。
寂しげ
その他、西天下茶屋で出会ったモノ・空間。
【訪れた場所】
大阪市西成区
【アクセス】
南海電鉄 西天下茶屋駅
2017.12訪問

オノエマチカドー

旅や出張は訪れる地のトレンドを知る絶好の機会です。一方で、かつて栄えた中心市街地や商店街、旧街道などを訪ねると、どこか懐かしい時空を超えた不思議な出会いがあります。オノエマチカドーは「新しいを追う」のではなく、街角で見つけた「昭和」や「平成前半」など古き匂いがするモノ・空間を真空パックしお届けするブログです。