【北海道札幌市】試される大地で昭和の匂いを探す

これまで札幌には仕事、プライベートで相当数訪れていますがどうも昭和の匂いとリンクがしません。地名が北1西8など街が碁盤の目に整備され、時計台、クラーク像などの観光資源が豊富。どこか「新しく」そして「ブランド力のある都市」という印象があります。
すっかりきれいになった札幌駅

そんな札幌駅から大通、時計台方面ではなくファイターズの屋内練習場とサッポロビールの博物館方面へ。10数年前ファイターズが北海道に移転した頃、屋内練習場から札幌駅まで歩いた道沿いが、どこか古く懐かしい雰囲気だった記憶だけを頼りに。
クスリ
トガシ
とカタカナパンチが効いた薬屋さん
こんな雰囲気の道を歩くと
サッポロビール
&ファイターズ!

特に収穫がありません…。

来た道を戻るのもつまらないので、徒歩圏で行けそうな東区役所駅方面へトボトボと。

セイコーマートのサインと同化するニュー札東ビルの誘導サインが目に入りました。ビールと熱燗マークが👍
ニュー札東ビル
あまりニューな感じはしません
でもやっぱり本州のその類と違いどこか整然としています。
寒い、いや寒すぎるので地下鉄に乗り市内中心部へ移動。がっかりする観光スポットとして名高い時計台。期待値より小さいからでしょうか。
仕事を終え宿泊先付近を散策。2015年から市電が環状線になり新しく出来た狸小路停留所が目の前に。
住宅都市整備公団ススキノアパート。すすきの界隈で一際目立つ?古くレトロなアパートです。
地下が昭和の匂いがする飲食店街になっています。
細長く薄暗い地下に飲食店が続きます。
そのアパートの斜め向かいにある古く懐かしい面構えの商店。雑踏の中静寂を放ちます。
地下鉄の路線別マークがそれぞれ初代車両になっておりかすかに昭和の匂いが。

【訪れた場所】
北海道札幌市
【アクセス】
JR各線札幌駅
札幌市営地下鉄  さっぽろ駅、すすきの駅、東区役所駅

2017年12月訪問



オノエマチカドー

旅や出張は訪れる地のトレンドを知る絶好の機会です。一方で、かつて栄えた中心市街地や商店街、旧街道などを訪ねると、どこか懐かしい時空を超えた不思議な出会いがあります。オノエマチカドーは「新しいを追う」のではなく、街角で見つけた「昭和」や「平成前半」など古き匂いがするモノ・空間を真空パックしお届けするブログです。